今回、マンション等の不動産売買や仲介を行っているプラウドスタイル様から
マンション買取専門チラシの制作依頼がありました。
先行して弊社でホームページの制作が進行していたのですが、
信頼感、安心を連想させるホームページとの狙いと違い、
ポスティングチラシはいかに手に取ってもらえるかがカギで、
インパクトある目を引くデザイン、配色に気をつけました。
特に最初に目に入る全体のキーカラーは深みのある赤で注意を引かせ、
訴える文字は強弱をつけて直ぐ目に飛び込むよう意識し構成しました。
ただ、ポスティングチラシは狙い通りのデザインに仕上げたら終わりではなく、
ここからが戦略的な要素をいれながら、お客様との最短距離を探っていかなければなりません。
先ず、何時。
一般的に折込チラシの場合、外出機会が増える週末や祝日を狙って折込チラシを入れることが
多いのですが、ポスティングチラシも業種やターゲット層のお客様によって
曜日を気にする必要があります。
次に何処に。
お客様となるであろう人の動きをイメージして道路、鉄道を意識したエリアの設定が重要となります。
例えば、店舗を構えている場合なら近隣500mや3km圏内、マンションや戸建て住宅の場合などは
主要都市の大阪やなんば、京都、神戸までの時間や鉄道沿線へのイメージなどが絡み複雑なエリア設定が必要となります。
最後に、どういった世帯の家にポスティングするか。
ここが折込チラシと大きく違うところで、よりピンポイントに狙ったところに
ポスティングすることができます。
強みはポスティング会社によって違いますが、所得や世帯構成、賃貸や分譲マンション、
築年数などより細かなセグメントができるのでかなり高い費用対効果が望めます。
これら上記のことを踏まえ、またホームページとも連動させながら
できるだけ確実に狙いを定めて、問い合わせから成約率アップに繋げる努力をしていきたいと思います。