かなり久々の投稿となってしまいましたが…、
引き続き、グラフィックデザインやライティング、仕事に関わること、日々のできごとなどなど、
定期的にアップしていきたいと思います。
弊社では、ホームページの制作と同時に、会社案内やカタログ制作を進行することが多くあります。
その際、ウェブチームとグラフィックチームで、使用する画像や掲載内容を常に共有し、
デザイン性や方向性がぶれないように注意を払っています。
しかし、共有しつつも、「ホームページ」と「パンフレット(紙媒体)」のお互いの特性を活かした内容で使い分けているポイントがあります。
では、まずホームページでは何を意識してリード文を書けば良いのでしょう?
ホームページで大切なこと、それはまず「検索されること」=SEOです。
どんなにおしゃれでかっこ良いデザインのサイトでも、他の人に見てもらわなくては意味がありません。
また、見た目にこだわって英語表記を多用したり、表現にこだわりすぎて、直接的な意味が伝わりにくいキャッチコピーやリード文を並べていては、結果的に検索されにくいサイトになってしまいます。
より多くの人に検索され、見ていただくためにも、
会社や取り扱い商品の特性・訴求内容をいかに分かりやすく、
直接的なキーワードを使って、キャッチコピーや文章・見出しを作成するかが重要になってきます。
次に、会社案内やパンフレットなどの紙媒体では何を意識してリード文を書けば良いのでしょう?
カタログとホームページの大きな違いは、当然のことながら「紙面が限られていること」です。
あれも、これも…と欲張って、ホームページと同じ内容のことを全てそのまま盛り込もうとすると、本当に伝えたい情報がお客様に伝わらず、ごちゃごちゃと読みづらい紙面になってしまいます。
重要なことは、ホームページとは異なる視点での「情報の整理」と「表現方法」です。
伝えたいポイントを絞り込み、限られたページ数の中で、どのように構成し、ストーリー性を持たせるか、ということを重視します。
いわば、1つの物語のようなもの。
まずは、冊子を手に取ってもらい、導入部分で興味を持ってもらい、お客様の知りたい情報を、お客様の心理に沿って、起承転結で構成することを意識します。ホームページとは違い、「激安」「●●市で人気の●●店」など、検索されやすいキーワードを意識した直接的なワードを際立た文章もできるだけ簡潔に、言い回しや表現方法にも気を配ったリード文が必要になります。
「ホームページ」と「パンフレット(紙媒体)」の
それぞれの媒体特性を意識して文章を使い分けることで、
を持ち合わせ、企業や商品、店舗の情報発信力を高めることができます。
とはいえ、あらたまって「文章を書く」ということは、気負いしがちです。
まずは、あまり肩肘張らずに、「伝えたいこと」を自分のことばで書き出し、簡単にまとめるところから始めてみてください。
それでも、文章にするのはどうも苦手で…という方には、取材形式をとることもオススメします。こちらで取材シートをあらかじめ用意し、それに沿って1〜2時間程度のヒアリングをさせていただいた上で、原稿を作成させていただきますので、お気軽にご相談ください。